『書評レビュー』加圧トレーニングの理論と実践 著者 佐藤義昭

昨日、紹介しました加圧トレーニングについて

もう少し掘り下げて学びたいと思い、

こちらの本を読んでみました。

この本は、加圧トレーニングを東京大学と

共同して、科学的な裏付けを以て説明してくれ

ているので、非常に信頼性が高い本となって

います。

ざっくりと、目次ですが、

第1章加圧トレーニングとは

➡加圧トレーニングの生みの親であり、考案者

である佐藤義昭さんが、どのようにして、加圧

トレーニングを考案したのかの経緯と、加圧ト

レーニングの設定で一番重要な「重量」「インターバル」「トレーニング頻度」「圧の強さ」などが書かれています。

加圧トレーニングは、独学でやってしまうと、

使用する加圧ベルトの圧力などを間違えて、

設定してしますと、腕に血栓や血豆などが出来

てしまうので、必ず専用のジムに通うか、お試

しで一度習いにいきましょう。

第2章 加圧トレーニング時の循環動態の変化

第3章 加圧トレーニング実践論

第4章 骨格に対する効果とそのメカニズム

第5章 骨強度と加圧トレーニング

第6章スポーツパフォーマンスに対する効果

➡マスターズなどの高齢者のアスリートの筋力も加圧トレーニングで、年齢に関係無く進化し続けるようです。

7章 心臓、循環器系における加圧トレーニング

第8章 整形外科に対する効果

➡高齢者の多くがなってしまう、腰椎椎間板ヘルニアや変形性膝関節症にも、効果が証明されたようです。

関節系は、トレーニングしたくても、痛みがあるため、出来ないんですよね。

なので超高齢化社会では加圧トレーニングの需要は

凄い増えていくでしょうね。

第9章 免疫疾患に対する効果

➡以外な効果ですが、リウマチやガンなどの

内科系の病気にも効果があるんですね、

第10章 うつ、認知症に対する効果

第11章 寝たきりに対する加圧トレーニング

➡寝たきりになると、脚の筋力が一気に低下して、その後は自力での生活の復帰がかなり難しくなってきますが、加圧トレーニングはベッド上でもトレーニング出来るようです。

野球の長嶋茂雄さんは、脳梗塞になりましたが、加圧トレーニングの効果で、歩行が出来るまでに改善されましたね。凄い‼

以上各章について書いてきましたが、加圧トレーニングは宇宙のNASAとも共同研究されていて、無重力下で著しく低下する筋力を加圧トレーニングで維持出来る様にする研究が進められている様で、結果的に宇宙服に加圧ベルトを装着を目指しています。

加圧トレーニングは、腰痛、膝痛、鬱、美肌、スポーツのパフォーマンス向上など、人類に様々な効果を発揮してくるますが、まだまだ未知な部分が多くあるトレーニング法なので、今後も追っていきたいと思いますので、楽しみにしていて下さい。

 

 

 

 

 

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