【書評】脊柱管狭窄症は自分で治せる 著 酒井慎太郎

私はぎっくり腰の時点に自分で腰痛を完治させる事ができましたが、長年痛みを我慢

し続けてしまい、放置してしまい結果として手術が必要になるまで悪化してしまう

方も大勢しるかと思います。

本日は、比較的手術をしても完全に完治する事が難しいと言われている脊柱管狭窄症に

関する書籍のレビューを書いていきたいと思いおます。

それはこちらになります

 

『脊柱管狭窄症は自分で治せる』著者 酒井慎太郎

こちらの著者の酒井慎太郎さんはメディアにも多く出演されているので、

ご存知の方も多いかと思います。

今から10年以上前に、私が腰痛を発症した時に多くニュースなどで取り上げられていた

方だったので、私も診察して貰いたいと思い、先生の整体院に電話したのを今でも覚えています。

がしかし、予約が2年待ちだったので、見て貰うのはやめてしまいましたので、ずっと酒井先生の著書は読んで見たかったです。

1番の見どころはセルフチェックが出来る

この著書で1番の見どころは「脊柱管狭窄症」だけではなく、他の腰痛のセルフチェックが

出来るという所です。

まず、腰痛には2タイプあってタイプAとタイプBがあります。

タイプAは前かがみになった時に痛むタイプ

⇒「筋、筋膜性腰痛」「椎間板症」「椎間板ヘルニア」など

タイプBは身体を後ろに倒すと痛むタイプ

⇒「腰椎分離症」「腰椎すべり症」「脊椎管狭窄症」

 

以上が腰痛の2タイプですが、自分の腰痛の名前の種類が分からずに

ただ闇雲に整形外科や整骨医院に通うのは非常に不安ですよね。

このセルフチェックはあくまで目安ですが、自分の腰痛治療の指針になってくれる

ので、これだけでも読んで見る価値が十分にあると思います。

しかも、カラーの解剖図が付いていてとっても分かりやすいです。

 

従来の脊柱管狭窄症のストレッチの方法は、「前かがみ」になるストレッチを推奨するノウハウが

殆どだったそうです。が

酒井先生によると「現代の脊柱管狭窄症」はタイプAとタイプBのミックス型になっていて、前かがみ

になるストレッチと、後ろに反るストレッチのどちらも推奨しています。

この書籍にも、タイプAとタイプBのどちらにも対応できるストレッチがカラーで載っています。

第4章は脊柱管狭窄症の回復事例集

あと、第4章では脊椎管狭窄症が3か月で改善し、憧れの豪華客船の旅を実現できた話

手術でも消えなかった痛みがきちんと治り、仕事がスムーズにこなせるようになった話

3か月で痛みが解消し、性格も表情も一変!放棄していた家事も出来る様になった話

ぎっくり腰を繰り返した末の脊椎管狭窄症も1か月で改善に向かい、4か月後には

痛みと決別した話

「思い込み」の脊椎管狭窄症も適切なケアによって2か月ですっかり良くなった話

「年を取っているから治らない」は間違い!60代でもピンピンにまで見事に回復した話

など様々な回復事例があるので、非常にモチベーションを上げてくれます。

第7章は手術に関する質問などのQ&A集

巻末の第7章には脊椎管狭窄症の方が一番聞きたい質問かと思われますが、

「脊椎管狭窄症の手術を勧められましたが、決心がつきません。どうしたらいいでしょうか?」など様々なQ&Aが載っていますので、狭窄症に関する疑問を解消する手助けになってくれるでしょう。

以上が書評になりまが、脊柱管狭窄症に的を絞った本となっておりますが、他の腰痛の改善知識

も含んでいるので、腰痛持ちの方にはぜひ読んでみて欲しい内容になっています。

酒井先生の腰痛体操の中に、テニスボールを使った体操がありますが、また後日他の記事で

取り上げたいと思います。

 

 

 

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