本書は「マッケンジー法」(力学的診断と治療)を考案した
ロビン・マッケンジーの代表的な著書となっております。
考案者のロビン・マッケンジーとは
ロビン・マッケンジーて誰って感じですが、ニュージーランド生まれの
ワイララバ大学とニュージーランド理学療法大学を卒業後、
脊椎の専門の理学療法クリニックを開設して、
世界でも講演活動をされている治療家です。
本書に書かれているマッケンジー法とは?
マッケンジー法とは
日本の整形外科医も参考にしている方法ですので、「これだけ体操」で
有名な松平浩医師の手法と似ている部分がありますね。
世の中には腰痛治療は様々ありますが、1番オーソドックスな治療
といっていいのではないでしょうか?
1、自己診断方法
⇒自分の腰痛の自己判断方法書かれているので、
マッケンジー法で改善出来るか、出来ないかの判断ができます
2、姿勢の矯正方法
⇒普段の姿勢の見直しといった感じでしょう。
正しい椅子の座り方、重いものの持ち方、猫背について、
夜の横になって寝る姿勢
3、マッケンジー法のエクササイズ
⇒マッケンジー法は4つのエクササイズで、
腰痛を改善していく方法となっておりますが、
内容は自宅で出来る簡単なエクササイズ4選となっています。
4、日常生活の注意点
⇒歯磨きの時、掃除の時、寝る時など
日常生活の動作での注意点を書いてくれています。
基本的には腰に負担にならない姿勢を推奨してくれています。
ギックリ腰の時の対処法なども書いてくれています。
まとめると
この「自分で治せる! 腰痛改善マニュアル」は
日本の整形外科や理学療法士が推奨してくれている手法ですが
病院で説明する時間を確保できないので、まず教えて貰うことはないと
思いますので、ぜひ腰痛の人には読んで貰いたい1冊になっています。
この本を腰痛のベテランの方が読むと、「知ってるよ」、「特別な事は書いていない」と
思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
自分の腰痛の現状、腰の負担になっている日常生活の動作の見直し、
腰痛体操のオーソドックスな方法など、
腰痛を自分で治したい方の教科書的な本ですので、
特に腰痛の本をまだ読んだ事が無い方には、ぜひ読んでもらいたい
1冊となっています。
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